加工内容
Toyo Brazing Vietnamではメッシュベルト式連続炉・バッチ式真空炉で『炉中ろう付』を行っています。
ろう付とは
ろう付は溶接の一種です。

炉を用いて行う『ろう付』を『炉中ろう付』といいます。
▼ 炉中ろう付
1)メッシュベルト式連続炉
2)バッチ式真空炉
- より複雑な温度管理が可能。
- 異種材料(鉄+鉄以外)のろう付が可能。
例)鉄+SUS、SUS+SUS、鉄+銅 etc.
1)

2)

ろう付のメリット
- 複雑な形状の接合、複数箇所の同時接合が可能。
- 薄肉構造・小型部品の接合が可能。
- 大量生産が容易。
- ろう付部は高気密性で、製品は油圧部品・高圧ガス部品として使用可能。
- ろう付部は母材と同等かそれ以上の高い強度・靱性が得られる。
- 一定の炉内温度管理により、出来栄えのバラつきが無く高品質。
- 無酸素(+雰囲気ガス)や真空中で処理する為、酸化被膜を除去し見栄え良く接合出来る。
→後処理(酸洗い・バレル処理等)が不要で、そのまま表面処理等の後加工が出来る。
当社の熱処理加工
▼ 焼鈍
1)焼鈍
- 素材が軟化する事で、鍛造・切削・プレス等の加工性が向上する。
- 素材の組織を均一化し、内部応力が除去される。
→ 製品の割れ・反りが解消。
→ 製品の耐久性・安全性が増し、品質が向上する。
2)磁気焼鈍
- 消磁により電子制御部品としての機能向上。
- 上記『焼鈍』の効果も得られる。
▼ 固溶化処理
- 素材中のクロム析出を抑え、鋭敏化を防ぐ。
→ ステンレス鋼の耐食性が向上。
→ 強度向上。
- 内部応力の除去。
- 素材内部の構造が改善し、長期間の物理特性維持が期待できる。
ろう付・焼鈍・固溶化処理のことなら、お気軽にToyo Brazing Vietnamまでお問合せください